大きな背中に手を振る。［shohei.O］

「そろそろ行くわ。」

僕より大きな背中。
胸いっぱいに抱えたこの気持ちを、心の奥底に押し込んで。

僕は思いっきり、手を振った。

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高校を卒業したあと、それぞれの道を歩んでいたところ、とある場所で再び出逢う。

高校時代、勝手にちょっぴり甘酸っぱい失恋をした大谷少年は、心に押し込めた気持ちを再び蘇らせることができるのか？

※アルファベット2番目、12番目のお話ですので、ご注意ください。
※設定を含むすべての内容は、架空のものです。
　実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

★評価、コメントをいただけると、やる気倍増します。笑
　もしリクエストをいただいた場合には、オムニバス形式の小説も作る予定ですので、お気軽にどうぞ。執筆状態：続編あり(連載中)