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CSS 放課後の誰も居なくなってしまった体質系の教室
席には私しか座っていない
前にはナルが立っている
鳴海「…帰らないの?」
「うん…帰るよ…」
ナルの声につられて私は席を立った
「こんな風に此処に座って授業を受けるのは今日が最後なんだって
来月からはもう体質系の私じゃなくなる」
黒板の前まで歩いて行き、前から教室全体を見渡す
ナルは黙ったまま
「今までも任務に駆り出されていたけど、移籍命令がくるなんて思わなかったな
…どうして私は夢のアリスなんて持ってしまったんだろ」
段々と目の前がぼやけて、目が熱を帯びてくる
…気付いたら私は泣いていた
ナルが小さな私に目線を合わせ、頭をなでてくる
そんなことをされたらもっと泣いてしまうに決まっている
鳴海「…アリスは神様からの贈り物、『ギフト』なんだよ
だからどうか自分だけは、自分のアリスを好きでいてあげて?」
優しいその言葉に私は声をあげて泣いた
＊
続編になります
第一弾を知らない方はこちらから
【学園アリス】MEVIUS
CSSは双花 陽葵/em7様から素晴らしいものをお借りしました
(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sonority_css/)執筆状態：続編あり(完結)
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CSS 放課後の誰も居なくなってしまった体質系の教室席には私しか座っていない
前にはナルが立っている
鳴海「…帰らないの?」
「うん…帰るよ…」
ナルの声につられて私は席を立った
「こんな風に此処に座って授業を受けるのは今日が最後なんだって
来月からはもう体質系の私じゃなくなる」
黒板の前まで歩いて行き、前から教室全体を見渡す
ナルは黙ったまま
「今までも任務に駆り出されていたけど、移籍命令がくるなんて思わなかったな
…どうして私は夢のアリスなんて持ってしまったんだろ」
段々と目の前がぼやけて、目が熱を帯びてくる
…気付いたら私は泣いていた
ナルが小さな私に目線を合わせ、頭をなでてくる
そんなことをされたらもっと泣いてしまうに決まっている
鳴海「…アリスは神様からの贈り物、『ギフト』なんだよ
だからどうか自分だけは、自分のアリスを好きでいてあげて?」
優しいその言葉に私は声をあげて泣いた
＊
続編になります
第一弾を知らない方はこちらから
【学園アリス】MEVIUS
CSSは双花 陽葵/em7様から素晴らしいものをお借りしました
(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/sonority_css/)執筆状態：続編あり(完結)
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作者名：Hakumu* | 作成日時：2021年6月22日 2時
