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『太宰。どうか君のその哀れで非力な指で私の首を締めてはくれまいか?』



「嫌だね。労力の無駄使いだ」






ーーー私は死にたいのではない






『頼む、太宰。君のその中也の足元にも及ばない非力な打拳でも構わないから殴ってくれないか?』




「お願いの仕方がなってないね。勿論答えはノーだ」







ーーーただ生きていたいのだ




--------キリトリ線--------

05.19 #0を追加しました。
06.10 評価、ランクインありがとうございます。執筆状態:完結





































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点数: 9.9/10 (84 票)

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作者名:エバ。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年5月16日 12時

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