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小｜中｜大｜星人という種族の力を持って

　私は何ができるだろうか。

　何をすべきだろうか。

　この力を持った私はいつの間にか強くなり

　その力に憧れてしまった人に追われることになる。

　その憧れを掬い上げるように

　私は全力でこの力を彼女に差し向ける。

――

　君は優しくて可愛くて、強くて格好良くて
　どんな男にも女にも負けない人だった。

　僕は君が羨ましくて

　君が疎(うと)ましくて


　僕は、君になりたかったんだ。

「(名前)……僕の手を取ってくれないか」

　憧れだと、僕の理想形だと、それだけだと思っていた。

　はずなのに

「妙ちゃん……僕はあの人を、本気で――」


――――

　あけましておめでとうございます！
　ついにシリーズ10作品目ですよ。

　まだ先ですが、一応オチは決めていません。
　誰か一人とくっつくエンドの要望があればオチなしに加えて要望があったキャラとのエンドを書いていこうかと思ってます。

　柳生篇少し絡ませづらい所もあり更新遅くなってて申し訳ないです。

※注意
　逆ハーです
　メインキャラが死なない世界線でいきます
　原作改変が出てきます。ご注意ください執筆状態：続編あり(連載中)