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ある日、街に戻る為に山道を歩いていた。
バスも車も通らない様な道を延々と歩く。
ふと、看板が目に留まり、足を止めた。
『殺人鬼出没注意』と書かれていた。
物騒な看板だな。悪戯かと思った。
また歩き出そうとすると、肩に手が乗った。
急な事で驚いて振り返ると、美少年と呼ぶに相応しい容貌な青年が立っていた。
蒼い髪に深紅の瞳。口元は涼し気な笑みを浮かべている。
彼は口を開いた。
「あんた、街に帰る途中なの？」
そう聞かれ、戸惑いながらも頷いた。
「その看板、本物だよ。最近此処ら辺で殺人鬼が出没するから、注意書きとして設置されたんだ」
青年はそう教えてくれた。
この看板が本物なら、早く帰らないと……
そう思った僕は足を一歩踏み出した。
しかし……
「バカだよね。こんな看板を設置した処で、殺人鬼が逃すわけないのに」
そう言った彼の手には銀色に光るナイフが握られていた＿＿＿＿＿執筆状態：更新停止中
ある日、街に戻る為に山道を歩いていた。バスも車も通らない様な道を延々と歩く。
ふと、看板が目に留まり、足を止めた。
『殺人鬼出没注意』と書かれていた。
物騒な看板だな。悪戯かと思った。
また歩き出そうとすると、肩に手が乗った。
急な事で驚いて振り返ると、美少年と呼ぶに相応しい容貌な青年が立っていた。
蒼い髪に深紅の瞳。口元は涼し気な笑みを浮かべている。
彼は口を開いた。
「あんた、街に帰る途中なの？」
そう聞かれ、戸惑いながらも頷いた。
「その看板、本物だよ。最近此処ら辺で殺人鬼が出没するから、注意書きとして設置されたんだ」
青年はそう教えてくれた。
この看板が本物なら、早く帰らないと……
そう思った僕は足を一歩踏み出した。
しかし……
「バカだよね。こんな看板を設置した処で、殺人鬼が逃すわけないのに」
そう言った彼の手には銀色に光るナイフが握られていた＿＿＿＿＿執筆状態：更新停止中
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