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屋外球場に響くノックの声。
何処か青春らしくて、土に塗れ、足が動かなくなるまで飛んでくる打球を追う。
終わると案外楽しくて、座り込んだまま大きな口を開けて楽しげに笑ったり、産まれたての子鹿のように震えながら立ち上がったりしてみる。

針のような太陽に照らされる彼らを、日陰のダグアウトで送風機の風に当たりながら見つめていた。
なにをやってもセンスが光る彼が、心の底から苦手だった。

「チカちゃん!」

眩しい声が日陰に佇む彼を呼ぶ。



───


HT5


⚠️ ATTENTION ⚠️

※ 本人様、球団とは一切関係ありません

※ 男性同士の恋愛表現

※ 完全捏造

※ なんでも許せる方向け執筆状態:完結

















おもしろ度の評価
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点数: 10.0/10 (51 票)

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まるもち(プロフ) - 全部がそうってわけではないんですが、勝手に終/日/柄さんの春/が/降/るをイメージしながら読んでいました。儚くて哀しくてでも綺麗な感じが出ていてすごく好きです!! (4月5日 3時) (レス) id: a59d46543d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月19日 22時

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