【歌い手】学園メモリアル②【smus】

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近づく距離。

すり抜ける風と一緒に香る彼の匂いが更にこの距離を自覚させる。

『君のこと、特別扱いしてるんだけど？』
──他の女の子とは話しも出来ないしね。──

『なんで、僕のところに来たんですカ。ワケを教えてください』
──うわぁぁぁ！！やっと出番回ってきたァァァ！！おっせぇーよ！！！！！──

『つーか……、それ反則だろ』
──はい。主人公ちゃんのハートゲット出来ました。っとー。──

『誰が相手だって負けるつもりないよ』
──うっわ……、この体、しっかり足速い。こりゃ女子にモテるわ！──

『好きとか、まだそういうの分からなくて……』
──簡単に落とされる主人公じゃねぇんだよ！！惚れさせてみやがれイケメン共！！！──

ちけぇ！ちけぇ！ちけぇ！！！
一旦離れろ！！！！

※このお話はフィクションです。
※御本人様と何の関係もございません。
※新作の曲パロ的なあれです。
※苦手な方はご注意ください。

投稿日:2021年4月9日

･執筆状態：完結