【歌い手】学園メモリアル②【smus】 (ページ7)

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▼初めまして天使さんページ7

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何とか一位で種目を終えた。練習の下手さはどこへ言ったのかと言いたいくらいぶっちぎりの一位だった。それなのにも関わらず、スチルはなかった。

そしてうらたぬきとゆっくり話す時間もなく次なる種目へと参加していたA。

──はぁ……。借り物競争とかだる、──

現実問題、二人三脚と借り物競争はかなりの時間差があるが、Aが必要なシーンだけをピックアップされた世界であるため、連続で種目があるように見えている。

ということは。だ。

──この借り物競争で誰かと出会えるってわけ？─
─

それにしても。

「位置について、よーい」

こっからのスタートはどうかと思う。さっき走って今からまさにもう一回走るような体制から始まった。

ルールは簡単。走って、目の前のカードを引いて、書いてあるお題のものを持ってきて、審査員がOKをだしたらゴールに向かっていいと言うもの。

──まずは、カードを引かなきゃ……始まんねぇ…！！──

30メートル程走った後にカードを引く。どんなお題が書いてあるのか想像がつかない。漫画やアニメでは［好きな人］とか［気になってる人］とか。何かと恋愛に持ち込もうとする。

別にいいじゃん。［メガネ］とか［赤いコーン］とかで。なんで人物持って来させようとするんだよ。

──えっと、お題は……。
……………。［白い天使］

は！！！！！！！？
え、は！！！！！！！？

なんなん！！！？？──

Aがカードを引いたそこには［白い天使］という難易度の高いお題が書かれていた。この世界に天使がいるのか。いや、絶対にいない。なのに天使を探してこいと？無理ゲーか？なんなんだ？？

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