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小｜中｜大｜ある雨の日の降った某日。
武装探偵社に出社している皆はいつものように仕事に励んでいた時であった。
しかし、太宰治だけは紙にペンで文字を書いていた。


「ねぇ、敦くん。これ読めるかい？」


ふと、彼は隣の席に居る白髪の青年に声をかけた。
呼ばれた彼はパソコン画面から目を逸らし、太宰の方へ見つめた。


【魑魅魍魎】


達筆な文字で書かれたそんな文字が目に入った。
画数の多い難しそうな漢字が並び、ギョッとしてしまっていた。


「なんですかこの文字…」
「おや、知らないのかい？」


＿＿結構有名な四字熟語だったのだけれど。


彼はそう言って、その文字の上に平仮名を書き始めた。
そしてもう一度その紙を彼に向けた。


【魑魅魍魎(ちみもうりょう)】


「ちみ、もうりょう？あまり聞きませんね」

「嗚呼、普段耳にすることは無いからね。
因みに意味は、悪い怪物や悪い人のこと指すんだよ」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


もう少し付け足しますが、こんな感じで進みます。

夢主は今の所×
ネタがなかったら登場させます。

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恩だけ売りたいんです【文スト】執筆状態：更新停止中