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『今度こそ、死ねるかな？』
…………福岡の夜の街。
黒の背景に、漏れる光、沢山の音、人の声…………。
綺麗でなくとも、眩しくて。
寒い夜、一人ビルの屋上でひとりぼっち。
フェンスの外側、揃えられた靴。
街も、他人も、闇でさえ。
ーーーーー私には眩しかった。
ーーーーーこれは、救出。希望。
ーーーーー幸福なの。
死ねる事が幸福だなんて、
ヒーローが嫌いだなんて、
誰にも理解されなくて。
「君の話、聞かせてよ。」
貴方だけが、聞こうと手を伸ばしてくれたんです。
でも私、ヒーローなんて、嫌いですよ？
…………面倒くさいじゃないですか？
「いいんじゃない？面白いし。」
貴方は、軽い。
でも、それがきっと私にはすごく嬉しかったんですよ。きっと、きっとね。
『ねぇ、
聞いてくれますか？』
夜の街。
寂しくて、眩しくて。
寒かったよ、でも…………けど、貴方が、来たんです。
暖かい。
私と貴方の、お悩み相談会。
ーーーーー自 殺願望少女✖軽いヒーロー。執筆状態：連載中
『今度こそ、死ねるかな？』…………福岡の夜の街。
黒の背景に、漏れる光、沢山の音、人の声…………。
綺麗でなくとも、眩しくて。
寒い夜、一人ビルの屋上でひとりぼっち。
フェンスの外側、揃えられた靴。
街も、他人も、闇でさえ。
ーーーーー私には眩しかった。
ーーーーーこれは、救出。希望。
ーーーーー幸福なの。
死ねる事が幸福だなんて、
ヒーローが嫌いだなんて、
誰にも理解されなくて。
「君の話、聞かせてよ。」
貴方だけが、聞こうと手を伸ばしてくれたんです。
でも私、ヒーローなんて、嫌いですよ？
…………面倒くさいじゃないですか？
「いいんじゃない？面白いし。」
貴方は、軽い。
でも、それがきっと私にはすごく嬉しかったんですよ。きっと、きっとね。
『ねぇ、
聞いてくれますか？』
夜の街。
寂しくて、眩しくて。
寒かったよ、でも…………けど、貴方が、来たんです。
暖かい。
私と貴方の、お悩み相談会。
ーーーーー自 殺願望少女✖軽いヒーロー。執筆状態：連載中
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作者名：あいね | 作成日時：2019年11月18日 23時
