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小｜中｜大｜この日々がずっと続けば良いと、漠然とそう思っていた。

　五条君と夏油君と硝子ちゃん、皆どんな風に成長していくのだろう。

　呪術師という澱水を進むような道にも、そんな希望を信じて疑わなかった。

　それでも私はーーー。



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　懐玉編から展開していきます。

　最近呪術廻戦０の映画が公開されましたが、Twitterにてとある方が、
「過去編が映画化するなら「呪術廻戦 −１」じゃない？」
　と呟いていらっしゃって、過去編や五条の術式の性質の的を射た鋭い意見だと思い、このタイトルを採用しました。

　元々この作品は一年前ほどに、現代編に至るくらいまでを書き溜めていたのですが、書き溜めていた媒体アプリからデータが消えてしまった為に、改編して書き起こしています。

　本来夢主はもっと恭しかったりしたのですが、自己満に背景設定を詳細にしすぎて専門的になってしまったため、分かりやすくその辺りを簡略化しました。

　「水壬」という名前は構想段階で決まっていたのですが、実際に起源を調べてみたら本当に呪術や陰陽関係に精通しており、血筋から賀茂家の分家となんとか筋を繋げられました。

　枕が長くなりましたが、それでは作品をお楽しみください。執筆状態：連載中