9段目 ページ10
「…ん、」
ピピピピと鳴るケータイに目をやると乙葉からの着信だった
「なに…」
その着信に答えると大声で叫ばれる
「え、なに、うるっさ!?」
乙葉『うるさいってなに!?何回も電話してんのに!!
もうすぐ授業始まるよ!?』
「え、今何時…っ!?」
バッとあたりを見回すと上の方に時計がかけて合った
時刻は…10:40
授業は11時に始まる
「ぎゃあああああ!!!
間に合わないとおおおお!!!」
乙葉『早くしなよー頑張れー』
「他人事のように…!
あわわわ」
乙葉との通話を切ると急いで着替える
そしてバッグを持って徹を起こして家を出た
「いってきますー!」
及川「いってらったい…」
寝起きで滑舌が回ってないのかな
あ、私鏡見てないや
「…顔やばそう」
化粧も髪の毛のセットもなにもしてない
悪魔だろうな、顔…
電車に乗って駅を降りたら大学はすぐそこだ
そこまで全力で走る
乙葉「…Aっ!」
「おとっはぁ…」
ゲホゲホとむせ込んだ私の背中をさすってくれる乙葉
そして
乙葉「あれ、化粧してきたの?」
「え、してないよ?」
乙葉「え、すっぴん!?」
「うん…20分で化粧できないよ」
乙葉「A、すっぴんでもいけるんじゃね」
そう言って鏡を貸してくれた乙葉
目の前には寝起きの私。
こんな顔でいけるかよおおお
乙葉「てかあと五分あるよ
髪の毛やろうか」
くしを鞄から出して構える乙葉
その後、私が乙葉の餌食になったのは言うまでもない。
110人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗凪(プロフ) - 晴さん» 晴さん!!もう1年経ったんですか...!早い!いつもコメント本当ありがとうございます!読んでくれてありがとうございます!更新頑張ります! (2017年11月14日 0時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
晴 - このシリーズ読みはじめて1年以上は経ちましたな(-∀-´)占ツク開くことめったに無くなったけどコレだけは読み続けてます(^^)更新ファイトです!! (2017年11月13日 17時) (レス) id: c7636460b9 (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - アニメ大好きさんさん» コメントありがとうございます!!今頭フル回転させて考えています!もう少しお待ちください!!読んでくれて本当にありがとうございます! (2017年10月26日 22時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きさん - 更新頑張って下さい!応援してます! (2017年10月26日 18時) (レス) id: f79f2cff8d (このIDを非表示/違反報告)
紗凪(プロフ) - black★さん» コメントありがとうございます!及川さんかわいいですよね!loveだなんて…ありがとうございます!これからもがんばります!! (2016年12月31日 15時) (レス) id: f6db93cbe7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ