次男×次女 ページ10
-カラ松
輝くlight。
あちらこちらに飾られてる色鮮やかなflower。
そして
beautifulなladyを連れてる俺！
あぁ…何て素晴らしい。
会場の雰囲気に酔いしれながら二美を見つめる。
見れば見るほど綺麗な横顔だ。
長い睫毛に白い肌、漆黒の黒髪…
「ねぇ」
「…!!」
急に振り返った二美が口を開いた。
「なっ…何だ？カラ松gir…」
「あんたの名前、なに」
「ふっ…カラ松だ」
キメ顔でそう言うも
二美は別の場所に目を向けていた。
ふっ…顔も見れないほど照れ屋サンなんだな…
「…てかさ、あんたって…」
ふいに俺の話題になり何を言われるのかとドキドキしてしまう。
もしや…
好きです、一目惚れですなんて言われるのか…！
だが二美とは今日会ったばかり…
恋仲になるには早すぎる
落ち着け、落ち着くんだ俺…！
「な…何だ？」
「…あんたってさぁ……うざい」
…？？！
「独り言、全部聞こえてるんだけど。心の声ならちゃんと心で喋ってよね。」
「……」
「あとその格好、何なの？スパンコールギラギラさせてる靴なんて普通履く？あとそのネクタイ、何で自分の顔が貼ってあるわけ？気持ち悪…」
「………」
「ってかそのグラサンも格好いいと思ってつけてるかもしれないけど、全然似合ってない。そういう所も含めてウザイ。てか痛い。」
…さっきから黙って聞いてれば何なんだこのladyは。
兄弟たちから痛いだのウザいだと言われるのは全然構わない。
だが
赤の他人にしかもさっき会ったばかりの関係で
ボロクソ言われるのはどうなんだ？
あまりにも失礼過ぎないか？
「あと…
私、あんたの事好きでも何でもないから。勝手に妄想しないでくれる？むしろ嫌い」
そう言い放つと二美はパーティーの人混みへと消えていった。
さっきの妄想も聞かれていたのか…
俺は告白する前に振られた形になり
二美を探す気も起きず
「シャンパンはいかがでしょうか？」
「…ウーロン茶で…」
ウェイターからウーロン茶を受け取り一人がぶ飲みしてその後を過ごした。
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ミミ - Mさん» お下げ髪…耳から下の2つ結びですね。分かりました、わざわざご説明ありがとうございます！ (2017年1月28日 19時) (
レス) id: 794681af9d (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ミミさん» 私の頭の中ではお下げ髪でした。ミミさんのコメントで改めて調べてみると、呼び名が違うだけで同じものだと思っていたのが違うものなんだと初めて知りました。私の知識不足です…疑問を抱かせてしまってすみません。後日改めて直します。 (2017年1月27日 21時) (レス) id: ac422af371 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ - すみません、四女さんの髪型なのですが、2つ結びというと一般的にはお下げ髪だと思いますが、本文中ではツインテールとも書かれていました。細かいとは思いますが、どちらの髪型なんでしょうか？ (2017年1月24日 18時) (レス) id: 794681af9d (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ノンノンさん» コメントありがとうございます！がんばります！ (2016年12月1日 11時) (レス) id: 060cf696e2 (このIDを非表示/違反報告)
ノンノン - 書くの頑張ってください！ (2016年11月27日 10時) (レス) id: d309a533cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M | 作成日時：2016年7月31日 9時
