とても綺麗な六月でした

透過「また会いましょう」

喚く踏切が私を遮る。これで、全て終わりなんだろう。
さよならの合図が轟いて、青い空に溶ける飛行機雲。

パトカーや救急車のサイレン、人の叫び声が
私の頭に響く。
意識が遠のいて行く。
そんな中、愚かなあの人は泣いていた。

6月の風景に刻まれた私の" 死 "は、一度愛してくれた人が悲しんでいても、私は何も思わない。

そう、あの人が私の言葉に気付くまで─────

　

　

Prologue(華澄) : らいむ

　

　

　

Attention
.花鯊はく.。o○ ✕ らいむ
.Eight様の「とても綺麗な六月でした」の曲パロになっています。
.過激なコメントはお辞めください
.物語の内容は完全オリジナルです執筆状態：完結