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Episode : 4(小緩) : 花鯊はく.。o○ ページ6
彼女のいう"浮気"
それは本当に"浮気"だったのだろうか
るい
友人の瑠生に数合わせで付き合わされた合コン
『小緩は顔がいいから』
そう言われ連れ出された
普通は顔が悪い人を連れて行くべきではないか?
そんな疑問も、瑠生の言葉で掻き消された
『えぇ〜小緩くんすごぉい!』
そこで絡まれたキツイ香水の女
あゆむ
歩夢といったか、素直に苦手なタイプだった
断っても断っても連絡先やらなんやらを聞かれ
合コンが終わっても絡んできて、ストーカーにもなりかけていた
正直もう限界で
"これ以上近寄らないでほしい"
そんな言葉を用意して、俺は歩夢を呼び出した
きっと華澄はその現場を見たのだろう
俺がちゃんと説明をしていたら、こんなことにはならなかった
華澄とも、いい関係を築けていただろうに
「俺は馬鹿だ」
華澄の気持ちも考えずに
あの女から逃げることだけを考えて
"馬鹿"
俺にはその言葉がお似合いだ
Episode : 5(華澄) : らいむ→←Episode : 3(華澄) : らいむ
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作者名:花鯊はく.。o○ | 作成日時:2023年12月1日 17時