[A3]こっちみてよお兄ちゃん2[あんスタ]

なんでそうなるのさ！by瑠璃川幸 ページ9

side瑠璃川幸


幸｢起きなくていいの？学校は？｣


朝、あんな時間まで起きてたわけだけど次の日は当たり前にくるわけで



学校に行く準備を整えていれば未だに起きないAを起こすかと声をかけた


のだが


皇｢こいつ生きてんのか？起きなさすぎだろ｣


椋｢昨日泣き疲れて眠ってたし･･･起こさない方がいいんじゃないかな？｣


三好｢にしても寝顔もかっわいいー！お姫様みたいだよね！｣


三角｢んーAおきてー！｣



幸｢ほら起きなよ！｣



グイッと布団を剥ぎ取れば絶句した


皇｢んな？、は、は、腹見えて？！｣


椋｢えええ？！？！｣


眠っていたからなのかもしれないけどお腹丸見えだし着崩れてるし


幸｢A！起きて！その服何とかして！｣


｢ふぇ？んー･･･まだ寝ていたいー･･･邪魔しないで･･･がるるるる･･･｣




すぴーっとまた眠り出した彼女にこれはダメだとため息をついた



皇｢がるるるるってどっかで聞いたことある気がするんだよなぁ｣


幸｢は？そんなの知らないし。どうしようか｣



悩んでいると足音が聞こえ扉が思い切り開いた



碓氷｢A、学校｣


三好｢え？！珍しくね？！いつも監督ちゃんと離れたくないっていうのに｣



碓氷｢Aとなら行く。ほら着替えて｣



そう言いながら服に手をかけていく真澄･･･って待て待て待て？！


幸｢何脱がそうとしてんだよ変態！！！｣



碓氷｢邪魔｣


夏組総出で何とか止めれば未遂に終わった


｢ーん･･･うるさーい･･･ん、ん？

あれぇ？みんなおはよー･･･どうかしたの？｣


椋｢あ！おはようございます！なかなか起きないからみんなで起こしてたんです！｣


｢えー？･･･待って今何時？！｣


幸｢もう学校行かなきゃ間に合わない時間だよ｣



ほらと時計を見せればわかりやすく青ざめた顔



皇｢まぁ休んでもいいんじゃねぇか？昨日大変だったわけだし｣



｢だめなの！ひとつでも落としたら確実に留年が決まるように仕事詰め込んでるから！え、ど、どうしよう！取り敢えず着替える！｣


よし！と服を脱ぎ出す目の前の女に絶句する


幸｢いや待って！俺らいるんだけど！！！｣



｢え？ご、ごめんなさい！｣


三好｢いや俺らが悪いっていうかご褒美っていうか｣


幸｢何言ってんだよ！もー！俺ら出ていくからさっさとしなよ！！！真澄も出るんだよ！早くして！｣

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