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音がする。
金属がぶつかり合う様な高い音、
大きな洋館に9体もの球体関節人形が集められた。
皆の共通点は、
‐燃やされた
ということ。
命のない人形に 死 というものはない。
けれど、燃やされて塵になってしまえば、人形としての死が訪れる。
この洋館に集められた9体の球体関節人形は何かしらの理由で燃やされ、
人形としての 死 を経験しているのだ。
喋ることも動くことすら出来なかった人形達は、
この洋館では喋ることも動くことも可能になり、
1体に付き、たった一つだけ能力を授かった。
そして、今夜も、
Doll達は終わらない悪夢を見るのだ。
執筆状態:連載中
最終更新:2019年11月9日 12時 |
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作者名:ロサ・ラピスラズリ | 作者ホームページ:http
作成日時:2019年11月3日 18時