四話 ページ6
【名前】魏穏(ぎおん)
【年齢】8歳ほどの人形
【出身国】東南アジア
【容姿】真っ黒な髪に綺麗な赤紫がかった少し人間らしさを強調しない不気味な肌をしている、青緑の瞳に赤い化粧、薄紅の唇をしている人形である
【好きなもの】醜いものや汚いもの、液体
【嫌いなもの】肉体を持っているもの
【過去】日本に輸入されてから持ち主に処理仕事しかさせてもらえずに、最後には汚れているといわれまたどんどん地へ堕ちた人形である
【性格】無感情である、無痛覚になるようにしつけをされているため何も反応がない
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サクラに聞くことによると、私達には個人の部屋が、この屋敷に用意されているらしい。
そして、ここのルールはこうだ、
深夜0時の鐘が鳴る瞬間に殺し合いが始まる。
0時を過ぎたら時間切れ、
群れるのは可、
一人が生き残るまで、悪夢は続くという事らしい。
私の部屋は屋根裏部屋のような、狭苦しい部屋で埃だらけで蜘蛛の巣が張り巡らされている中、
硬いボロボロの小さなソファーと、薄っぺらい小さな毛布が投げられている殺風景な部屋だった。
みんなこんなものなのかと思ったが、サクラの部屋は、広すぎない部屋にこじんまりとしたテーブルにコスモスが生けられていて、大きすぎないベットにはウサギのぬいぐるみが置いてあるような、
こじんまりとした部屋だった。
リサの部屋は、多分、一番豪華だと思う。
広すぎる部屋に大きすぎるシャンデリア、屋根付きの真っ白なレースのベットはふかふかで上質なものだし、
しかも、風呂もある。
猫足のバスタブに金色のシャワー、
色とりどりのティーカップ、クローゼットをあければ、見たことのないような、煌びやかなドレスや装飾品が詰まっていた。
真っ白で穢れの感じられない、格が違う部屋だった。
「
私は何故か、
「ここ、かな、」
南京錠の重々しい扉には
みんな普通の扉なのに、なんで
コンコンと、ノックすると、
「誰?」
低い声で短い返事が返ってきた。
「私だよ、無名009、
「入れば?」
扉に手をかけた、その時、
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