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/帰りましょう。106 ページ27

黒子さんが黄色のビー玉を赤司さんに渡していた。黄色ってことは黄瀬さんか……じゃあ、残りは赤司さんの…赤




やっとここまで来たんだ。今度こそ誰も傷つけずに、終わらせる。私が出来ることを精一杯にやろう




赤司さんの手からコロリとビー玉が落ちていき、板にはまった




あ「あ、れ……?」




いつもならすぐに鳴る放送がいつまで経っても聞こえない。ザワリと同様が広がった。私も少し混乱して落ち着かなかった




日「おい、ビー玉にはなんも映ってねぇのか?」




赤「いえ……「少女の友達」と文字が…」




少女……?




ア「少女って言ったら、そこの3人しか居ないんじゃないか?」




相「少女ってガラじゃないけど…」




桃「友達……ってどういうこと?」




隣の2人が首を傾げた




あ「友、達…」




友達と言って、思い浮かべるのはクラスの子やチームメイト……そして…




あ「……りん…?」




そうだ。美術室の石膏像が言ってた……大きな額をかけたとかなんとか。今まで頭の隅に追いやっていたけど、どういう意味だったんだろう




桃「りん…?Aちゃんの友達?」




そうです。そう答えようと顔を上げた時、一瞬グラリと視界が歪んだと思ったら体育館の真ん中に誰かが現れた




?「そうだよ。私はAのお友達」




あ「っ……なんで…りん!」




り「久しぶりだね……A」









赤司side




いきなり現れた少女に、皆が驚いてその子を見た。いつも、化け物が現れていたからそこ子は警戒しておくべきか…?




黛「……おい、体育館に化け物入れないんだったらアイツは…」




コソッと小さな声で黛さんが耳打ちしてきた




赤「分かりません…」




Aも、りんと言うやつも、友達だと言っている




確か、優勝報告をする人……だったはずだ。なぜ……こんなタイミングで現れるんだ




あ「っ…」




赤「……!」




突然Aと目が合った。しかし、それは一瞬のことですぐにりんへと向けられた。今は泣き出しそうな顔をしているが、さっき…苦しそうに見えたのは気のせいか……?




あ「ほ、ん物……ですか?本当に、りん……ですか?だって…りんは……」




り「ずっと見てたよ、A。頑張ったね」




あ「りんっ!」




赤「待て、Aっ!」




りんの元へと駆け出したAを止めようと叫んだ。すると、Aは何かにはじき返されて尻餅をついた

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通りすがり - 高尾くんが死んじゃったときはボロボロ泣いちゃいました。 最後はとっても幸せそうで良かったです!! とってもいいお話をありがとうございました! (2019年10月11日 1時) (レス) id: b376688aed (このIDを非表示/違反報告)
- なっ泣けたこんなに泣いたの生まれて25年初めてです! (2018年1月6日 1時) (レス) id: 86518e5421 (このIDを非表示/違反報告)
- すいません、91話、【秀徳】が【秀得】になってましたよ。 (2016年9月10日 5時) (レス) id: aa89b6be9e (このIDを非表示/違反報告)
碧覇(プロフ) - とても、面白く、感動的でした! 今後の赤司さんと夢主ちゃんの話が、みたいです!(ただのリクエストですが)これからも応援しています。頑張って下さい!楽しみにしております! (2016年6月28日 20時) (レス) id: 6a9e057f32 (このIDを非表示/違反報告)
乱花(プロフ) - 凄く面白かったです!赤司様大好きなのでよかったです!沢山ある展開にハラハラしながら何回も読み返しちゃいます(笑)別の作品も頑張ってください! (2016年6月25日 5時) (レス) id: accd4d12ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:悠りん | 作成日時:2016年2月20日 22時

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