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数日たつとぞろぞろと編入や転校生が入って行く。
一年には妹。
二年には使用人一人と弟。
三年には兄一人と使用人一人。
結構な人数である。
A「全員連れてくるって阿呆なのかしら」
そんなAの何気ない言葉に辺りが静まり返る。
「お嬢様。些か言葉が過ぎると思いますが。美琴様や綾斗様、達樹様は貴方様よりもずっと素晴らしい才能をお持ちで」
A「それもそうね。以後気を付けさせてもらうわ」
「達樹様がお呼びですのでこれで」
A「えぇ。達者で」
とにこやかに手を振る。
そして出て行ったのを見ると外に何か黒いものを投げた。
凛月「何なげたの?」
A「盗聴器」
大神「相変わらず気に入らねぇやり方しやがって・・・・」
A「優秀な使用人と主というのは大変ね」
とカバンからドライバーを取り出してコンセントを取り外し始めた。
A「行動が凄く読みやすいもの」
ともう一つもう一つと盗聴器を取り外していく。
A「もしかして私に学習能力がないと思われているのかしら」
と携帯に耳を当てながら進んでいく。
A「失礼しても?」
みか「へ!?」
鞄のちょっとしたポケットからも出てくる。
A「これで最後ね」
と床に落として踏みつけた。
A「一応渦中の中心にいたのだからさすがに警戒するわよねぇ」
と窓枠からも取り出したりしていく。
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2019年8月10日 17時