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休み時間が終わりかけると使用人が戻って来る。

須藤「別にここの教室の様子など知る必要はありません」

A「そう」

須藤「意味、分かります?他の教室も・・・・」

おっとと言いたげに口を塞ぎニヤニヤとAを見る。

しかしAから帰ってきた反応は何もなく、ただ、彼女の手元の本のページがめくれる音が聞こえるだけだ。

その沈黙に耐え切れなくなったのか使用人は口を開く。

須藤「現状を把握できているのでしょうか?貴方のお気に入りたちにも危害が加わると・・・・」

A「まぁ加えることができたら考えるわ。それだけが用事なら大人しく座ってなさいな。授業が始まるわよ」

ふと衣更がAの方を見る。

衣更「そういえばこれ終わったら体育だけど着替え、大丈夫か?」

A「あぁ、適当な場所で着替えるから大丈夫よ。一応場所の確保は先生に伝えてあるから」

衣更「そっか。大丈夫そうなら良いんだ」

そのまま授業に入り普通に授業を受けて行く。

授業が終わるとそそくさと着替えに行く。

体育館に着くと大体は揃っている。

A「・・・・少し改善余地があるわね」

珍しく今日はA組とも合同でやるらしい。

あんずはまだ来ていないようだ。

A「全く。小学生を相手にしている気分だわ」

とAは席を外して暫くするとあんずと来た。

二人ほど反応を示した。

あんず「Aさん・・・」

と耳打ちされた。

A「分かっているわ。けど小学生を相手にしても時間の無駄よ」

その言葉聞こえたのか二人がAを睨みつける。

A「ん?どうかしたのかしら。私たちは更衣室に悪戯をした方々の事を話しているだけなのに凄い剣幕ね」

達樹「・・・・なんでもねぇよ」

Aは二人の横へ通るついでに口を開く。

A「どうやら口より顔の方がお喋りなようね」

そして体育の授業が始まる。

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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://  
作成日時:2019年8月10日 17時

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