9話 夜の街 ページ10
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土方さんに少し言われて、危ういところだった。
それ以外はたどたどしくも仕事をこなし、退勤の時間となった。
お「あら、Aちゃん、もう9時だわ。帰らないと。」
お妙さんはお店の時計を見てそう言う。
うまく逃げる事が出来た。(はず!)
なんとかなって良かった〜…。
多分土方さんは感が鋭いと思う。もしかしたら補導されるかもしれないと思うと怖くなる。
店長さんに多めに見てもらい、私は6時〜9時までの勤務となった。
店長優しい。
『あ…ほんとだ………』
結構時間が立っていたんだと実感する。
お「お疲れ様、Aちゃん。」
『お疲れ様です!』
この仕事はは緊張するし大変だけどなんとかやっていけそうな気がした。
あー…今土方さんが睨んでる気がする…。今日は気にしないでおこう…。
たまたま近藤さんと松平さんについてきただけだもんね!
もう来ないよね!ね!!
化粧を落とし、着物から制服に着換え、店を出る。
そうしたら外はすっかり夜になり暗くなっていた。
お店の看板で夜の街はキラキラしていて、その隙間から見える月は綺麗だった。私はぼーっと立ち止まって見入っていた。
あまりこの時間に外にいることは現実の世界では無かったので、少しだけわくわくしている。
夜の街を歩くのは大人の気分になれる!
でも…この辺は辻斬りとかあったりするのかな?
なにかが起こりそうな雰囲気がある………。だって、ここの明るいところを抜けると真っ暗に近い状態になるんだ。
攘夷浪士(桂さん的な人達)とか普通に歩いているし、きっと桂さんより物騒な人はいっぱいいる。
あとオバケも怖い。
…………………あ、そもそも剣を持っている侍はここにはたくさんいて、いつ危険な目にあうかは分からない。
私はまだ店の前で歩けないで立っていた。
あんまり遅く帰っても心配されるし…帰らないといけないのはわかってるけど…ここから動くのは怖い。
どんどん人は多くなり、この街は賑わっていく。
そしたら、
モブ「おっ!お嬢ちゃん可愛いね〜。どこの店の娘??俺といっぱいやらねぇ〜?ハッハッハ!!」
変な人(おっさん)に絡まれた。
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流(プロフ) - ありがとうございます!!うめみ…どうなったかは想像に任せます(笑) (2020年4月26日 15時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆさね推し - うめみぶっコr((殴おっと本音が^^おもしろかったてす!これからも頑張って下さい!! (2020年4月25日 19時) (レス) id: e3a1c753c0 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 月歌さん、ここまで読んで下さりありがとうございました!!面白かったならなによりです! (2020年4月15日 12時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても面白かったです! (2020年4月15日 11時) (レス) id: a934610289 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - わーーー!ありがとうございます!!おっそいけれど頑張ります… (2020年4月3日 20時) (レス) id: 63c3487d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流 | 作成日時:2019年5月26日 17時