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A「つぁ…くっ…！」
苦しくて暑くて、自分の服を掴んでもがいている
何も見えない真っ暗な空間で１人、誰にも頼れずに苦しんでいる
これほどまで愚かなことがあるだろうか？
A「誰…か…！」
私だって本当は人に頼りたかった
でも、傷付かれるのは絶対に嫌だったのよ
３年前に世界を揺るがす大事件を起こした主犯者として
今度は身を削ってでも人々の命を救いたいと思った
パシッ
誰かに手を握られて、少しずつ温もりが伝わって来る
間違いない、これほど安心できる温かさを持つ人はただ１人だけ
私がこよなく愛した最愛の人…
A「ジン…。」
ジ「気が付いたか…。」
ジンは安心したのか肩を落とした
安心しているジンと引き換えに私は…
A「私…、本当に死ぬの…？まだ、生きていたいのに…。」ポロポロ
大粒の涙を青い瞳から流した
瞳と反応しているかのように、ネックレスも青く輝く
ジンは私の顔を見て、言葉を聞いて驚いた
その表情を見て、私は力なく悲しく笑った
A「でもジンなら、きっと生かそうとしてくれるんでしょうね…。」クス
ジ「当たり前だ…！」
A「ありがとう…。」
私はどんどん壊れていく自分の体を恨んだ
私がオーバーロードに目覚めなければよかったと何度も思った
目覚めなければ、みんなを心配させることもなかったし
体も精神も壊れなかったはずなのに…
ア「ジンさん！Aさんは！？」
ジ「この通りだ。」
アラタ君が焦った表情で立っていた
自分だってキツくて大変なはずなのにね
心配なんてしてくれなくても私は大丈夫なのに…
ア「Aさんが倒れたって聞いて、全クラスがパニック状態ですよ！」
A「まぁ、全員優しいのね…＾＾」
ア「よかった、みんなに知らせてきます！」
アラタ君は風のように現れて、風のように去っていった
オーバーロードの反動が私より少ないようね
まぁ、その方が動きやすくていいと思うわ
ジ「A…。」
A「何…ん…。」
私とジンの唇が重なる
温かいものが口の中に入ってきて、私の舌を絡めとる
私はキスをされるたびにジンの魅力に溺れていく
ずっとこのままでいたい、そう思っても今は叶わない
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クラウン - はい！頑張って書かせていただきます！(｀・∀・´) (2014年1月4日 22時) (
レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
時姫 - いつも読ませていただいてます。次回作がとても楽しみです！頑張ってください！！ (2014年1月4日 19時) (レス) id: f13c5666e4 (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - そうですか、なんだか申し訳ありません。ハッピーにします、続編はもちろん！ (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - しません、神に誓ってでも(｀・ω・´) (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
レニカ - なんか…楽しみにしてたのにショックでした。続編があるとはいえ、こんな終わり方は…。続編はもっとハッピーなないようになるようにしてくださいね。 (2014年1月3日 20時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アース/クラウン | 作成日時：2013年11月30日 23時
