−71− ジンSIDE ページ28
アラタの体に異変があると聞き、司令室を出た
ふと足元を見ると、水色の髪をした女性が1人倒れている
紛れもなく、僕は唯一愛した人だった
ジ「A…!」
A「くっ…つぁ…。」
走ったわけでもなさそうなのに息が切れている
汗までかいて苦しそうに横たわっている
何より、前回と違うのは声だ
苦しそうなうめき声を出しながら倒れているのだ
ジ「しっかりするんだ!」
僕は無我夢中で彼女を抱き抱えた
彼女は以前抱き抱えた時よりも全然軽い
これほどまで弱っていたことに僕は全然気付かなかった
僕は彼女を腕の中で強く抱きしめた
こうでもしておかないと、彼女は僕の前からいなくなる
ダッ
自分の体力が持つ限り全力で走った
僕は幼い頃から彼女に心を奪われていたんだ
ずっと彼女に支えられ、守られてきたんだ
今度は僕が守りたいと心の奥から思ったんだ
A「ジ…ン…。」
ジ「僕はここにいる…!」
意識がないのに僕のことを呼んでくれる
それだけで僕は喜びを感じるんだ
Aがそばにいてくれる、ただそれだけでいいんだ
・
・
・
このとき僕は知らなかった
彼女との別れが近付いていることなど…
========================
最後はハッピーエンドにしますけどねヽ(*´∀`)ノ
22人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クラウン - はい!頑張って書かせていただきます!(`・∀・´) (2014年1月4日 22時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
時姫 - いつも読ませていただいてます。次回作がとても楽しみです!頑張ってください!! (2014年1月4日 19時) (レス) id: f13c5666e4 (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - そうですか、なんだか申し訳ありません。ハッピーにします、続編はもちろん! (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
クラウン - しません、神に誓ってでも(`・ω・´) (2014年1月4日 18時) (レス) id: 1e4a0158ee (このIDを非表示/違反報告)
レニカ - なんか…楽しみにしてたのにショックでした。続編があるとはいえ、こんな終わり方は…。続編はもっとハッピーなないようになるようにしてくださいね。 (2014年1月3日 20時) (レス) id: 279bbfc8f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アース/クラウン | 作成日時:2013年11月30日 23時