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「じゃあ、僕呼ばれたんで行くね?」

土方さんの方を意味ありげに見ながら言葉を発する



「うん、監察でしょ、気を付けて」


君にかかれば…全てお見通し、ってわけね


「沖田…また一緒に食べよう」

「あ、うん、次は"僕が"買ってくるから」


沖田がとぼとぼと仕事場に帰って行く
その背中を"逃がすものか"と土方が睨みつける

土方は、沖田の背中を見送ったあとで、縁側に座っている少女を横目に見る



「…おい、雨降ってくっから部屋に入ってろ」


「うん、分かった」



土方も姿を消したところを確認すると、

とうとう降りそうだった雨が降り始めてきた


今日は入れ替わりが激しいな、と呟きながら部屋の襖を開ける


__パタン





















雨が次第に強くなってくる






民家の屋根に、座っている影。






部屋に入って行く少女の姿を確認すると

ニヤ…と口角を少し上げる









…やっと見つけた









まさか、こんなところにいるとはね










君は、俺のところにいるべきだ









「フフ、……ね?

……A」


















____ザァァ…




今日も雨

梅雨だし仕方ない


今、幹部での会議が開かれている

そのため周りにうるさい奴らがいない

非常に静かだ

静かなのは元々好きだけど。

こうも周りにうるさいのがいないと、ちょっと不思議な感じもする



暇だな


お餅は昨日、沖田が買ってきたもので全て食べ切ってしまった

また買ってこないかな

そう言えば、沖田が持ってきた金平糖と言うものは実に美味だった

また貰おう


そんなどうでもいい思考を繰り返していると






____ス……ッ___




……誰かいる


僕は気配を悟った






襖の方を見ると、僕の部屋の前で立っている影が見える


「…なにか用?」


影に声をかけながら襖を開けると、

身長が自分よりも少し低い少年が立っていた

少年は、僕が睨みつけるように上から見下ろすと

顔をあげてにっこり笑った



「…やぁ久しぶりだねっ」

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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時

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