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「ん、美味しい」


「でしょ」


2人で餅を食べる

この子との何気無い時間が僕の楽しみだったりする



「こんな美味しい餅どこで手にいれたの?」


ふいに、思ったことを口にしてみる僕


「藤堂が買ってきてくれる。
この餅美味しいっていったら、買ってきてくれるようになったんだ」

相変わらず真顔で餅を頬張る彼女

見てるだけで癒される


なのに


「…平助?」


「うん、」


「……へぇ」


平助…

…うざい



「…今度僕も買ってこようかなぁ」



平助なんかにいいポジション取られたら僕の立場がないよね

言っておくけど、最初に甘味大作戦を考えたのは僕なんだから


「あ、その時は僕にもちょうだい」

「えー、どうしよっかなー」



僕を睨みつける君。


「…分かった分かった、2人で食べようね」


「…うん」


嬉しいのか分からないけど、君は足をブラブラさせる

可愛いな

犬みたい((


そんなことを考えていると、君が口を開く

「…沖田、なんか抜け出してきただろ」


「…え?なんで?」


「だって…ほら」


後ろを振り向くと眉間ジワ鬼が。



「総司ィ…てめぇいい度胸だな」

「…あ、土方さん。土方さんも一緒に食べます?お餅」

「んな呑気な事言ってんじゃねぇ!仕事しろ!」

「…はいはい、分かりましたって。そんな怖い顔しないで下さいよ」


よいしょ、と重い腰を上げる

はぁ、と土方さんの方を見てため息をつく


「…んだよ」

「いいえなんでもありません」


全く。もっと君と話をしたかったよ

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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時

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