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「 夏目ちゃん 」




学校帰りに、彼女と近くの公園に待ち合わせをした


もう日が沈んでいく、だから子供はほとんどいない




彼女と2人でブランコに揺れた




「 一つ、君に嘘をついたんダ... 」




「 その前に、私の話聞いてくれる? 」




「 えっ...? 」





すぐ終わるから、と人差し指を唇にくっつけた





「 私ね、男の人が怖いの 」




「 そうね...小学生の頃は平気だったわ...でも...中学に入ってから、スグね…あることが起きたの 」





彼女の顔が強ばった


ブランコのチェーンを掴んでいる手は小刻みに震えていた




「 学校の先輩にね...誘拐されて、いろんな酷いことをされてね... 」



「 大丈夫、ゆっくりでいいから... 」





途切れ途切れに話す彼女を安心させるように


彼女の手に自身の手を重ねた





「 ありがとう、夏目ちゃん...結局ね、その後は警察のおかげで助かったんだけど...
あれからお父さん以外の男の人がダメになっちゃって...それからずっと女子高通い
本当は直さなきゃ、って思ってるけど...全然ダメで... 」




「 でも、夏目ちゃんに会えた 」



「 えっ? 」



「 私ね、知ってたの...というか知ったの、つい最近、夏目ちゃんが男の子だって 」






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夏目さくら(プロフ) - 月永 巡さん» うひゃ...ありがとうございます!!そう言っていただけて凄く嬉しいです!!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!! (2017年6月14日 9時) (レス) id: 7ee3166e47 (このIDを非表示/違反報告)
月永 巡(プロフ) - コメント失礼します!まず初めに、完結おめでとうございます!最後まで面白くて、素敵な作品でした。。。!夏目くん大好きなので、終始ワクワクドキドキしていました笑 これからも素敵な夏目くんをよろしくお願いいたします!最後に更新お疲れ様でした!! (2017年5月17日 17時) (レス) id: a65f90383c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏目さくら | 作成日時:2017年5月13日 12時

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