カラッポ【カラ松】

Two episodes ページ4

「お！見っけ！」
「？A？どうしたの？」

二時間目の途中、東館で生徒会長発見


「いや、三時間目のことについて確認したいことがあって…」
「あぁ、それなら僕も確認していい？」
「？」


何を？

「今日、新しい生徒が入るの知ってる？」
「はぁ！？何それ！？」
「名前はー…あつし…？」


あつし…？聞いたことが…


「あ、A先生ですか？」
「え！？あ、はい！」


普段名前を聞かれることがないので戸惑った
この学校ではたった二人の女先生は有名だし、トト子は可愛い系、私は美人系と噂されている(あくまで噂であって事実だとは言ってない)


ところで、私の前に立っているこの一軍様の部類に入るようなイケメンは…？


「やっぱり。美人な人だと聞いていたので、あなたのことかと…」
「へっ…？」


手を握られて、身長に合わせるように少し屈んだイケメン
なんだこいつ、世の中知り尽くしてるな

「俺はあつしって言います。先生の授業、体験できると聞いて楽しみにしてました」
「はっ、はい！！」
「よろしくお願いします」
「よ、よろしくねっ…！」


それじゃあ、と手を上げて去って行ったあつし君


「………世の中あんなタラシの学生いたんだ……」
「……何だあのイケメン…私知らないんだけど…」




次の授業が見ものだなぁ…





「はーい、集合！点呼取って！」
「A、これココ置いとくから注意してね」
「おっけ。ほらそこ！ぼちぼちしない！！」
「A先生が悪いですよ！そんな体してるから！！」
「私の体はいい！さっさとウォーミングアップ！足裏切っても知らないよ？」


はい！やらせていただきます！と敬礼して走り出す生徒たち


「………ってなことで、今日するのはねー、野球」


そう行った途端、ザワッとしたので手で静止をかける

「どうしたの？野球できない子でもいるの？」
「いえ、十四松先生が飛んでくるって噂を聞いたもので…」
「あー、そう言うことか」

そう言うことなら問題ない


十四松はおそ松と一松が捕まえてるはず

毎年野球をするとなると授業もほったらかして運動場に出てくる十四松
私も生徒会長も、それには困らされている


「A！！そっち行ったぞー！！」
「やきう！？やきうするの！？」
「おー、抑えられなかったか…カラ松もつけとくんだった」



私はとりあえず構える

「んごふっ…！！」
「やきう！？」


お腹に突っ込んできた黄色い物体、どうしようか




そのあと十四松に説教したのは言わなくてもいいだろう

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

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