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#17 デジャヴ? ページ18

結局あの後クラウドさんには一度も会わなかった。
私の方からも声を掛けづらいし、明日からどう接したらいいんだろう…



一息ついて、布団に入ろうとした時…






ートントンー





誰かが部屋をノックした。



A『はい』





「俺だ…さっきはすまなかった。
お詫びがしたい。寮の外の森の中へ来てくれないか」



A『クラウドさん!う、うん…準備ができたら行くよ』




クラウドさん、お詫びがしたいって、どうして森へ?
でもいいや。
クラウドさんともっとお話ししたいし。






…あれ…




私、どうしてクラウドさんの事ばっか気にしてるんだろう…
お世話係だから?迷惑かけたく無いと思っているから?




ううん。それよりも早く支度しなきゃ









言われた通り、私は寮の外の森の中へ。
そこにはクラウドさんが佇んでいた。




A『クラウドさ…ん…?』






少し様子がおかしい?
いや、そんな事ないかな…




A『お待たせ。…その、今日はいろいろあったけど、クラウドさんはとても…




…え…?』









話終わらないうちにクラウドさんは私を包むように抱きしめる。
な、何…!?
一体何がどうなってるの?!
高速に脈打つのが速くなり、思考が追いつかない…








クラウド「…匂うな…クラウドと……別の匂い…」





その声を聞いた途端、身震いがして一気に血の気が引くような気がした。
間違いない…この声…感触は…





A『セフィロス…?』









すると、抱きしめられていた手が解かれ、ゆっくりと私の頬を撫でる。
そこにはクラウドさんでは無く、冷たい笑顔のセフィロスが居た。
その瞳を見ると、吸い込まれるように見入ってしまい力が出ない。
動けないのは恐怖からなのか、彼の魅力に惹かれているからなのかわからないまま、頭がボーっとしていた。



セフィロス「そうだA。思い出せ…主人が誰なのかを…」



心を握るような声、何かを探るような手つきで、親指でゆっくりと私の唇を撫でる。






セフィロス「さぁ…聞かせてくれ…お前の声で。
私の名前を呼んでくれないか」





あぁなんて甘い声なんだろう…




まるで子守唄のような。




…子守唄?
なんだろう、子守唄……?




頭に何か懐かしい記憶が蘇ってくるような。いつか同じ経験をした事があるかのような不思議な感覚…
セフィロスが現れると、いつも感じる懐かしい気持ち…
これは、どうして…?

#18 朝日を迎えて→←#16 クラウドのとまどい



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R*I*S*E(プロフ) - ヤングなゼアノートさん» コメントありがとうございます!そうです。(意味深)なんですよ!😁倒したはずなのに、またふらっと夢主達の前に現れそうですね(笑) (2021年11月9日 8時) (レス) @page46 id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ヤングなゼアノート - やはりセフィロスは夢主の星となったか…(意味深) (2021年11月9日 0時) (レス) @page47 id: c4f3196c1b (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ライラさん» ライラさん!いえいえ、じゃんじゃんコメントお待ちしてます(^^)そうなんですよ!作者は何度もFF7のクラウドとセフィロスの会話シーンを見て研究してました!(笑)本編でも似たようなセリフがいくつかありますね(^^)ベレス先生は地味に無くてはならない役所です☆ (2021年5月4日 21時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - 何回もコメントして本当ごめんなさいm(_ _;)m今更なんですけど所々FF7のセリフが散りばめられていたのに愛を感じました。あとベレス先生もいい役してますね! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 0b6a0d6dce (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ライラさん» ライラさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(><)ふたりとも私の中でお気に入りキャラです!楽しんでいただけるのであれば幸いです☆ (2021年2月25日 0時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R*I*S*E | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年12月18日 23時

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