紅髪少女は怪盗キッド(黒羽快斗)の協力者でした【名探偵コナン】【まじっく快斗】 (ページ2)

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快斗side

あの時、あの日、俺は彼女に惚れた。
世に言う“一目惚れ”だろう
俺は跡を追って追い掛けた
人と比べるのは悪いことだと思う
だけど、青子とは正反対な性格、だも思った。
笑わなかった。無表情だった
俺はコイツを笑わせてやりたい、と素直に思った。

『黒羽快斗、起きな。』

俺が雇ったのだ
コイツの傍にいたいから、雇ったのだ。

快斗「んー、もうちょっと…」

美琴の家で寝ている
ほとんどの時間を美琴の家にいる

『……』

美琴は無表情だが優しいヤツだ
それと、黒羽快斗呼びは辞めて欲しい。
快斗って呼んで欲しい

『黒羽快斗、仕事に行ってくる。』

美琴の主な仕事は夜だ
俺も会ったときも夜だった

ガチャと聞こえた
仕事に行ったのだろう
相変わらずやることが早い

快斗「綺麗…だったな」

あの時のことを思い出している
綺麗で格好良かった

波みたいで、そうだな。感覚は海に溺れてるような感じ

快斗「……帰ってくるまで寝るか」

寝過ぎだって怒られるかも知れないが

数時間後

ガチャ

帰ってきたみたいだ
もうちょっと寝てたい

『黒羽快斗、起きて。話が…』

話???

快斗「んー?」

珍しいな、美琴からの話なんて。
顔(表情)を見ると困ったような顔をしていた
本当に珍しいな

『……』ﾁﾗｯ

美琴が見た方向を俺も見る
そこにいたのは…まだ小学生の低学年ぐらいだろうか…
服も汚いし、髪はボサボサだ。

快斗「誰……??」

遠目では分からなかったが女の子だった

『さぁ?この子の両親を殺したらこの子が私にしがみついて来て…置いてくのもアレだから連れて来た。』

らしい。名前が分からないってのはなぁ?

快斗「そうか。……君、名前は?」

同じ目線に合わせて質問をした

「番号で呼ばれてた……」

だから、私には名前がない。そうハッキリと言った

快斗「番号でか…。どうする?美琴」

『私が両親を殺したから責任持って面倒見るつもりだけど』

そうか。まぁ、ここは美琴の家だし

快斗「じゃ、俺も見るかな～。」

子供って素直で可愛いし

『へ?』

快斗「俺、子供好きだから良いでしょ?」

『へ?まぁ、その方が有難いけど…。』

快斗「んじゃ、名前を決めるか!」

それから話し合って美琴の苗字を黒羽にした
まぁ、ここに居るときだけな。

快斗「うーん…、三春か晴美かそれか自分で決めるか…どっちが良い?」

『しりとり…??』

と、ツッコまれた。