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快斗side

「三春…が良い」

快斗「じゃ、決定!!」

これからは黒羽三春だ

『え?待って、私はどうなるの??』

快斗「黒羽美琴だろ?それで良いじゃん。ここに居るときだけなんだし」

なんか…自分で言っといて悲しい。

『それもそうだ。黒羽快斗』

イヤ、あのせめて名前で呼んでくれ…。

快斗「お前も一応、黒羽なんだから…名前で呼んでくれよ。」

『…………快斗』

やっと呼んでくれた!!

快斗「ッッ…三春は俺の天使だ!!!」

もう嬉しすぎて泣きそう…

三春「……服、と髪…汚れてるよ?」

快斗「んなこと気にしねぇよ」

ひたすら撫でた
ひたすら抱きしめた

『そろそろお風呂入ろうか。く…快斗もついでに入れば?』

呼びなれてないからか、フルネームで呼ぼうとした美琴。

快斗「おー、そーするわ。一緒に綺麗になろーな」

三春がコクンと頷くのを確認し風呂場に連れてった
服は……俺の着せるか、ワンピースみたいになるだろ。

数時間後

女の子って大変だな〜
髪のケアもしないと行けないし

快斗「美容院行くか」

髪を揃えないと…

『上がった?』

三春「…うん。………お母さん!」

おかっ…!?
え?懐くの早くね??

『そう』

両親を殺した責任として頷いたのだろう
でも…、耳を見ると薄く赤くなっていた。

快斗「天使が2人も居る」

俺の役目を三春は達成した

快斗「羨ましすぎる…!!」

俺が出来なかったことを三春はすぐに達成した

ーー

数週間後

三春がこの家に来てから慣れてきた

ガラッッ

「あ、おい!!待て!」

と、誰かが教室に入ってきた。

ダキッッ

快斗「え?って、三春!?」

そう、入ってきたのは三春だった。

青子「知り合い??」

快斗「え?あぁ、まぁ。」

家族って言えるわけないよなぁ
美琴をチラ見したら少し驚いていた

快斗「どうした?三春」

三春「朝…起きたら誰もいなかった」

寂しかった、と。

快斗「そうか。1人にして悪かったな」ナデナデ

青子「……快斗、お父さんみたい。」

快斗「ふふん…」ドヤァ

青子「っっ…!」

三春のお父さん役になれてるなら、どーでも良い。

三春「……お、っ…」

快斗「??お?何??」ニコッ

三春「………オトウサン」ボソッ

え?オトウサンって言ったよね!?

ザワザワ

教室がうるさい

快斗「やっぱ子供は激可愛い!!!」

青子「快斗の…その、隠し子なの??」

何て言おうか…
絶対に質問攻めになるしなぁ

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作者名:未来ーミクー | 作者ホームページ:http://uranai  
作成日時:2019年10月25日 22時

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