-krbs- You're my only shines sun ３-s.nijimura- (ページ3)

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longing　89 ページ3

放課後

「えっと・・・はい、カップケーキしか作れなかったけど」

キセキ「うわぁ・・・綺麗で美味しそう」

黄「オレこれだけで(青「黄瀬。逃げたら本気で殺すぞ」キャウンッ」

みんな桃井ちゃんのがどれだけ大変な食べ物だと思ってるの！？

あたしのはどっからどうみても普通のカップケーキだし・・・ι

桃「みっんなーーハッピバレンタイン♪今年はジャッジャーンケーキだよ♪」

全「わっワーイ」

あまりにもスポンジがしおれている為

みんながあたしをガン見してきたので思いっきり視線をずらした

桃「フォークも用意済みだよ」

こういうことは完璧なんだよな桃井ちゃんって

桃「さぁ、召し上がれ」

みんなが顔を見合わせ一斉にケーキにフォークを指し

征が頷くと同時に恐る恐る口に入れていく。

黒「まっ・・・」

赤「！？」

青「あっ」

紫「っっ」

緑「あぁ、」

黄「思うことはみんな一緒っス」

全((((((なんでこんな茶色いのに味がしない？！))))))

赤(確かに、不味くはない)

緑(だが、チョコケーキなのにチョコの味がしない？)

紫(こんな食い物この世にあるんだ)

青(食えただけマシだと思え俺っっ)

黄(匂いだけチョコ・・・)

黒(生きてて良かったです)

桃「どっどうかな？」

全「美味しー」(棒読み)

桃「やったー♪Aちゃん手伝ってくれてありがとーっ」

「いえいえ、桃井ちゃんが頑張ったからだよ？」

桃井ちゃんのケーキ美味しかったのならよかった。

みんななんか頷きながら食べてるし！！

やっぱり料理は見た目じゃないってことがよーーくわかったよ♪

ふと、時計を見ると約束の時刻だった。

「桃井ちゃんちょっと抜けるね？」

桃「いってらっしゃい♪」

そういってあたしは体育館から小走りで出た。