【あんスタ】家庭的な一般成人男性ですが?【男主】

4話 ページ5

Aside

それは、上京したての頃だった


まだその頃の僕はまだ道をしっかりと覚えておらず、その時は絶賛迷子だった






「まって....うそでしょ」


スマホの充電きれた．．．最後の頼みの綱がぁ



だめだ、まったく道がわからない



僕が住んでるとこどっち方面だっけ!?



ちゃんとスマホ充電してから散策するべきだった


いつも考えなしで行動するからこうなるんだよ



あぁぁ、もう日が暮れてきた



そういえば僕ちゃんと鍵閉めてきたっけ

お肉も冷蔵庫にいれたっけ



やばいどっちにしろ早く帰んなきゃ...




ここらへんに交番あるかな


ダメだ、そもそも迷ってるから全然交番の位置もわかんない








なんか歩いてたら商店街着いたんだけど


もういいや、なんか買って定員さんに道聞こ





今夜の夕飯どうしよっかな


最近太ってきた気がするし野菜メインかな



あ、八百屋さんだ


ちょうどいいしここで買っていこう


「こんにちは−......あぇ?」


なんだこのイケメン


思わず変な声でたんだけど



「?．．こんにちは．．．。」



間違えたこんばんはかもしんない(今更)



ってそんなことはどうでもいい


この定員さんめっっっちゃ顔がいい



だめだこんな顔面偏差値高いお方に道なんて聞けない．．．


でも聞かないと家帰れないしそろそろ時間もやばい



と、とりあえず買う野菜を選ぼう



あ、このかぼちゃ安い

かぼちゃかぁ、まだ少し冷えるしかぼちゃスープでも作ろうかな

普通に蒸して食べても美味しいかも

このじゃがいもも美味しそう

これ買ってこ


顔をあげてあの定員さんをさがすとレジにいた



顔がいい(2回目)



アイドルかなんかなのかな


「あ、あの.....」

「は、はい!?」

「あんまみつめないでもらってもいいッスか.....」

「!?...す、すみません!」


やばい、顔を見すぎた

だって顔が良すぎるんだもの


まあいいや、会計してから道聞こう

「937円になります。」

やっぱり都会の物価って高いんだなぁ




「あっ、あの」


「...?..はい」


「○○荘への道って分かりますか...?迷ってしまって...」


「あぁ、...はい分かります。送っていきましょうか...?店番も代わるんで..」


「ありがとうございます、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。助かります」




このイケメン定員さんめっちゃ良い人!

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続きます

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