尖らせ２４１ ページ1
外で響くざわめきも足音も、
何もかも耳には入らない。
何故だか変に緊張してしまってろくに青峰さんの顔すら見れずにいた私。
何処となくいつもと違う彼の青い瞳をちらりと見上げて、そっと目を伏せた。
「…意味が分からないですけど。」
そして少しずつ、本当に少しずつではあるけれど、
微妙に彼との距離を開けていった。
なのに…
「…目逸らすんじゃねぇよ。」
「…。」
「こっち向け。…沢渡。」
「……、」
一体に何に切羽詰まっているのか。
青峰さんは素早い手つきで私の腕を掴み、まるで逃がさないとでも言うかのように強く握りしめた。
追ってくる警備員たち？
それとも赤司財閥を敵に回すということ？
それとも…。
「これで、けじめつけるからよ。…頼むからこっち向けって、」
「…やだ。」
「沢渡。」
夏祭り、迷子の子を背負ったり紫原さんのお店から私を連れ出したり。
あの時頼りになるなと思っていた彼が、
今ではこんなにも怖い。
私は黙ったまま彼のいう事に反して決して視線をあげようとはしなかった。
何に対して恐怖しているの、と聞かれれば。
何も答えることの出来ない感情。
「…頼むから。」
自意識過剰かもしれない。
いやむしろ私の恥ずかしい勘違いであるほうが都合がいい。
「聞いてくれよ。」
あぁ。逃げたい。
・
「……A。」
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ユキ(プロフ) - ぱに仔＠元猫男爵さん» かわいくない！わかった！ (2015年8月7日 13時) (
レス) id: bae07e7071 (このIDを非表示/違反報告)
ぱに仔＠元猫男爵(プロフ) - ユキさん» …もう、可愛いなぁｗ(( あ。そうだ…コメ欄での会話禁止らしいのね汗 もしよければボードの方に移ろうかなと思うんだけど…。 (2015年8月6日 23時) (レス) id: c0094570c8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ぱに仔＠元猫男爵さん» 落ち着く………… (2015年8月6日 9時) (レス) id: bae07e7071 (このIDを非表示/違反報告)
ぱに仔＠元猫男爵(プロフ) - ユキさん» そっかそっか……よしよし、((笑 (2015年8月5日 17時) (レス) id: c0094570c8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - ぱに仔＠元猫男爵さん» ごめん……嬉しくて…… (2015年8月2日 16時) (レス) id: bae07e7071 (このIDを非表示/違反報告)
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