倉持洋一の彼女3 (ページ1)

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「礼！」

「ありがとうございましたーー！」

桐生との試合は負けた

でもまさか…一緒に練習できるとは思わなかった

藍子「いいな…」

奏良「混ざりたい？」

藍子「はい」

奏良「即答…でも、その気持ちも分かるけどね」

あの館さんのボール打ってみたいな

どれくらい重いんだろう

藍子「奏良は今日の試合でやりたいことって言うか…この人の球が打ちたいとか、この人のバッティングが近くで見たいとか、そういうのありましたか？」

奏良「そうだな…館さんと沢村のボールとかは近くで見たいし、打ってみたいかな…あとは、あ、純さんの外野からホームへのレーザービームは見たい」

めちゃくちゃ分かる

やってみたいこと似てるな

藍子「あぁ、純さんの球は見てみたいですよね。私は館さんの球と沢村くんの球が打ってみたいですかね。哲さんのバッティングは近くで見たいです」

奏良「あとは…あ、一也の長打…見たいけど、打ってもみたい」

ほう、なるほど

藍子「私は洋くんの盗塁が見たいですかね。自分でも盗塁してみたいです」

奏良「ほんとに倉持好きだね、藍子」

藍子「ｸｽｯそうですね」

なんて、奏良も一くんこと無意識なんでしょうけど意識してる気がするんですよね

クリス「そう言うなら参加してくればいいんじゃないか？」

奏良「え？」

藍子「クリス先輩？」

今、何とおっしゃいました？