二十九話 ページ29
次の日、タズナさんの護衛をするべく一緒に橋へと向かった
ナルトは疲れて寝てるから置いていくとのことで
ナルトらしいと言うかなんと言うか
なんやかんやで橋につくと霧が立ち込めていて数人が倒れていた
「?!」
その人たちはほぼもう亡き人になっていた
その中に微かに息をしている人がいたので私は慌てて駆け寄る
しゃがみこみ医療を始める
.....御願い、人が死ぬところはもう見たくないの
だから......だから
精一杯チャクラを使い医療をしているとその人は意識を取り戻し目をうっすら開けた
「.....よ...良かった」
私はホッと一息つき立ち上がり先生たちのところへ戻る
カカシ「瓶戸、よくやった」
「......いまの私じゃ..全員助けられなかった」
そうだ、もし私がいま以上の忍術を持て会わせていたらきっと...きっと..
カカシ「.....瓶戸..自分を責めることはない..これから強くなっていくんだ」
私は俯き気味に返事を返した
私は全然強くない
きっとこれからもずっと弱い
強くならなきゃ誰も届くことのない孤高の浮き雲のように
誰にも見えないくらい遥か遠く
そう考え込んでいるとポンッと頭の上に手を置かれた
先生の手だ
先生は昨日の夜と同じように優しく微笑んだ
カカシ「.....強くならなくてもいいお前は俺が守る、これからもずっとだ」
なによ......それ
親と子の約束みたいじゃない
「........ありがとう先生」
でも守られてばかりじゃ嫌だから
私もみんなを守れるくらい強くなりたい
カカシ「サスケ!サクラ!瓶戸!来るぞ!!」
前へもっと前へ
足に繋がれた鎖を断ち切り鳥籠の中から飛び出ちたい
私は口元で狐を描き前を向いた
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ユウK(プロフ) - 海さんさん» 本当にそう言ってもらえて、嬉しいです!! (2018年1月8日 9時) (
レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
海さん(プロフ) - とても面白かったです！ひとこと、失礼します。 サイコー！！やばい！いい!! (2018年1月7日 23時) (レス) id: 65e6ff7e13 (このIDを非表示/違反報告)
ユウK(プロフ) - 海さんさん» 有難うございます!!よろしくお願いします!! (2018年1月7日 20時) (レス) id: 6142a92764 (このIDを非表示/違反報告)
海さん(プロフ) - ちょっと、僕と同じ誕生日で感動しました。これから読んでいきます！ (2018年1月7日 19時) (レス) id: 65e6ff7e13 (このIDを非表示/違反報告)
緋蠍(プロフ) - 千桜さん» あっ本当だ、すみません。教えて下さり有難うございます千桜さん (2017年5月29日 17時) (レス) id: f190729f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幹比古 x他1人 | 作成日時：2017年3月17日 7時
