やめたい43 ページ44
〜貴方side〜
司「すみません、ゆうたくん、ひなたくん、A先輩」
貴「大丈夫・・・・です・・・・・」
ゆうた「大丈夫だった？」
司「はい・・・瀬名先輩は吹っ切れてる感じでしたが、Leaderが・・・・」
貴「リーダー・・・・・？」
ひなた「月永先輩のこと！作曲の天才！『Knights』の曲はぜーんぶ月永先輩作曲なんだよ！」
貴「・・・・・・・・」
ゆうた「A、月永先輩のこと・・・・どう思った」
ゆうたくんが聞いてくる
それが気になるのか司くんもひなたくんも
真剣な顔だった
貴「怖い・・・・・怖かった・・・・・」
最初から
私のことを
睨んでいた
その目つきが
怖かった
漂う気配にも怯えた
だけど・・・・・
貴「だけど・・・・・そんな、月永さんも、怯えてた・・・・気がする・・・・」
司「り、Leaderが、怯えてた・・・・？ど、どう言うことですか？？」
貴「月永さんのこと、見た時は、怖かった・・・・・
だけど、その後・・・・私と目が合った時に・・・一瞬だけ
怯えてた・・・・・よく、わかんないけど・・・・・」
ひなた「ゆうたくん・・・・・・」
ゆうた「うん・・・・・」
私は
あの人が怖い
だけど
少しだけ
知りたいと
思ってしまった
知らない人
知らない人・・・・
知らない人・・・・・？
分からない
だけど
今もまだ怯えの感情がある
その人が
何を考えているのか
私には分からない
けど、やっぱり知りたい
〜月永レオside〜
リッツにたくさん言われた
俺は少しだけ、怖かった
あの時
Aが記憶を失くす前日
俺に向かって放った『月永さん』
その言葉が頭から離れないから
その時点で俺はAの兄じゃ無くなった
そう気がした
そして、記憶が無くなった今
会った俺にAは怯えリッツとユウタの後ろに隠れた
記憶がなくなっても
俺への恐怖心は消えてなかった
今、彼奴は
スオ〜達と楽しそうに笑ってる
俺のことは気にしないで
このままでも・・・・
いい気がしてきた
Aがどんな気持ちかなんて
考えたこと無かった
俺が言い続けた暴言が
苦しめていたこと、傷つけていたこと
本当は気づいてたはずなのに、全部無視して
俺は最低な兄だから
そんな俺のことなんて
もう、忘れてた方がいい
そして、もう俺と関わらない方がいい
だって
そしたら
Aが
幸せになれるんだろ
だったら
幸せになれる道の方が断然いい
俺は、もう
あいつの兄では居られない
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (
レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………！すごい嬉しいです！好き言って言って下さりありがとうございます！ (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年11月11日 21時
