やめたい2 ページ3
ゆうた「って・・・・意味わからないこと言ってごめんなさい・・・・・」
貴「不思議な子・・・・・」
ゆうた「うぇ!?」
貴「・・・・・私は月永A・・・・・本当はゆうたくんと同い歳だから・・・・敬語無しでいい・・・・」
ゆうた「・・・・・A、よろしくね
ねぇ、Aは辞めたい?学院」
貴「やめたい、だって、ここにいても辛いもん、苦しいもん」
お兄ちゃんと比べられて罵倒されて
毎日のように思う、この世界から消えたいって
ゆうた「じゃあ俺が・・・・Aを辞めさせない!俺がAの気持ち変える!」
貴「簡単に出来ないでしょ」
ゆうた「それは、分かんないよ!A、『2wink』のプロデュースして欲しい
俺と兄貴の2人の『ユニット』」
貴「私なんかに頼まないで、あんずさんに・・・・」
ゆうた「Aがいい、ってだけじゃダメ?」
貴「・・・・・・・わかった」
ゆうたくんは会った日からただ私の隣にいる
私が辞めようと退学届けを用意しても取られて
彼は辞めさせてくれない
そんな日々を、この彼が入学して、あんずさんが来てから続けていた
あんず「Aちゃん、これもお願いしてもいいかな?」
貴「はい・・・・・」
あんずさんに渡された書類
それを見て少しだけ驚いた
貴「あ・・・・・あのっ・・・・この、『Knights』の連日のライブ・・・・・」
あんず「『Knights』のリーダーが戻ってきたの、Aちゃんと同じ苗字だったなぁ・・・・月永レオ先輩」
貴「っ・・・・・・・」
帰ってきた・・・・・・?
何で今更?家にも帰って来てなかったあの人が
お兄ちゃんが帰って来た・・・・
あんずさんは知らない、今のゆうたくん以外の1年生も
知ってるのは上級生と2年生
貴「こ、これ・・・・・やっておきます・・・・・」
私は逃げるように走った
私がいつも逃げる場所は屋上
人が入ってくることも少ないから1番落ち着ける場所
私はそこに着いた瞬間人に見えない場所で蹲った
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………!すごい嬉しいです!好き言って言って下さりありがとうございます! (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時:2019年11月11日 21時