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百戦錬磨0-10 ページ10

「な、何を仰るのです？貴女が私を消せるとでも？」


苦笑しながら言う此奴の顔を見るのも、最後。


何もかもが最後である。


「ひとつだけある」


「…………まさか」

そのまさかだ、と私は不敵に笑う。


「憎悪」に焦りの表情が浮かぶが、私は構わずに続けた。


「使うのだ、私のこの『能力』を」


私は間髪入れずに、1つの能力の名を口にする。


「『合体せる』」


言うと同時に、目の眩むような光が、辺りを包み込む。


成功したかと思われた。








────彼奴が口の端を吊り上げるまでは。

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ラッキー和菓子

おしるこ


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作者名：月瀬こうめ | 作成日時：2018年3月14日 20時

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