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百戦錬磨0-9 ページ9

気がつくと、目の前には見飽きた大嫌いな世界が広がっていた。


いつも通りの、何もない、哀しき世界。






そこに、私────Aと、永きを共にした私の唯一の感情、「憎悪」がぽつりと。


ただ、そこに立っていた。






「如何なさいました、A様」


白々しい、なんて思うのもこれが最後。




目が熱を帯びるのを感じていた。




「………………主？」


「予告しよう」






私は、私の一部であるお前を





総ての禍の緒であるお前を





「消してやるッ！」

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ラッキー和菓子

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作者名：月瀬こうめ | 作成日時：2018年3月14日 20時

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