13 あかり ページ13
虹村side
『さきくんはアレ食べた?』
「おいしかったよ〜」
『りまくん、今日は持ってないんだね?』
「いや、今日はコレです」
『あおくん1on1付き合って!』
「あぁ!」
「...結城、待て」
俺は結城の首根っこを掴む
バスケしてから、以前にまして活動的になった結城
赤司以外の1年とよく絡む
赤司は気にせず、むしろ関わりに行って面白いから放っといているが
『止めないでよ虹村!今いい所だったのに!』
「...はぁ...こんな連日やったら、お前の...」
そこまで言って止める
いつの間にか、周りの視線を集めていた
近くにいた青峰から痴話喧嘩と言うワードが出たので拳骨を一発入れる
だから、付き合ってねーっつうの!
「...結城さんがバスケをしていけない理由はあるんですか?」
この空気をぶち破ったのは、以外にも赤司だった
『昔怪我してね..ま!今は大したことじゃないよ
虹村が過保護なだけ〜』
「でも無理は良くないですよ」
自分を心配してくれるなんて、可愛い
と悶えそうだなーと胸の中で予想する
が
『まったく...あかりは心配性だなー』
困った、でも嬉しい
そんな笑顔を浮かべていた
「...あかり?」
...まぁそうだよな気づくよな
『え、私あかりって言ってた?』
「はい」
結城の表情が曇った
とりあえずフォローを入れようと口を開く...
...前に強めに俺の肩を叩いてから体育館から出ていってしまった
この空気、どうしろと?
俺と結城の間で、強めに肩を叩く=全て任せる、という意味だ
やっぱ最近ため息増えたわ、と思いながらため息
「...はぁ...知りたいやつは聞け、結城の過去について」
ぜってえ、なんか奢らす
そう思いながら、渋々話し出した
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とみっちゃん(プロフ) - なぱたさん» ありがとうございます(感動) (2019年7月27日 0時) (レス) id: 207ae5c547 (このIDを非表示/違反報告)
なぱた - 好きです(切実) (2019年7月25日 20時) (レス) id: 94a2213700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とみっちゃん | 作成日時:2019年2月18日 23時