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5話 友 ページ5
友「っ、!?」
思わず叫びそうになったのを堪える
私の友達、祐樹と美那に夏休みの予定を聞いてみた。こっちの予定を伝えるのも兼ねて
そしたら、祐樹は東京……まぁそのままで、美那は神奈川。まぁ近いな
友「無理やろ…祐樹はともかく
美那はコミュ障やし男無理やし…、大丈夫なんかな…」
って、私も人の心配してられへんか
こっちは京都まで行くんやから
友「部活手伝う代わりに、京都案内でも頼んだろうかな…」
…無理やな
確か小太郎が行ってる高校は『洛山高校』やし
友｢待っててや、小太郎｣
相手には聞こえていない言葉を呟き、私は京都行きの新幹線に乗り込んだ
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