２０話 「寝顔が綺麗だね」 ページ22
左腕がない状況。
左腕の次に私の命を狙ってくる喰種。
死んだはずだった私。
今、 目の前にある光景は。
A「――――――――お、姉ちゃん・・・」
腹部から溢れ出る血。
A「あ、ぁ・・・え」
まともに声が出ていない私に彼女は。
ナナコ「A。今から、に、げなさい」
見たこともない笑顔、笑っているのだ。
ナナコ「遠くにね」
A「・・・・。」
私は、どこに行けばいいのかも分からないが、走る。
走って、走って、走って――――
少し振り返る。
その時にはもう遅く、お姉ちゃんの首は、なかった。
A「ぁ…ッッ…嫌…」
喰種2「ヤバい、あいつ逃げてる」
喰種3「このままだと、捜査官呼ばれて俺らヤバくね？」
喰種「あいつも殺すぞ!!!」
待てや！と、私を追ってくる。
私はどこから間違えた？
A(お姉ちゃん……)
公園に行こう、と言った時？
高校に受かった時？
それとも――――――――――――
――――“あの時、私はあの人について行かない方がよかったのでは？―――――
A「・・・そもそも」
A「私のせいなんだ・・・」
認めたくなくて、言い訳を探す。
見つからない。
全力で走り、追手から逃げ、
全力で泣き叫んだ。
********************************************************************************
A「・・・わぁぁぁぁ!!!!」
目が覚めると、どこか分からない、ベットの上。
私の横で、ぐったりと月山習が寝ていた。
A「おーーい。・・・」
体を揺さぶってみる。
月山「ZZZZZ・・・」
A(完全におやすみモード。)
あたりを見回してみる。どうやら、高い建物に見えた。
A「え・・・」
A「ッホテルじゃんかよ！！！」
A(ふ、普通、・・・女子をホテルに連れ込むか・・・ッ!?」
A(月山となんか、そ、そーゆう関係になりたくない、し・・・！)
月山「・・・しぐれ、さん・・・」
ビクッッ
A(寝言かよ。)
月山の髪にそっと、触れる。
「アホ山」。
２１話 「がっついてきた。」→←１９話 「いつまでもあなたと一緒に�◆�
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はな(プロフ) - みーたんさん» ごめんなさい！最近更新できてなくてっ…！頑張りまぁぁぁす！ (2017年12月28日 7時) (
レス) id: b77a01789e (このIDを非表示/違反報告)
みーたん - がんばってくだだぁぁぁぁぁい！ (2017年12月27日 21時) (レス) id: 17491d2162 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - チヒロさん» ほ、ほんとですか？もうちょっと頑張ってみようかな…。ありがとうございます。 (2017年8月13日 21時) (レス) id: 069061e37a (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ - 月山さん好きには、ズゴイドキドキしました。 次回も楽しみです。 (2017年8月11日 11時) (レス) id: 5ebb097e82 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ちょっと結構休んでいましたが…、再開することにしましたっ!いつも読んでくれてるかもしれない、皆さんに失礼なことに気が付いて…(´；ω；｀)だからまた読んでくださーいっ! (2017年1月8日 8時) (レス) id: 84b7221dd1 (このIDを非表示/違反報告)
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