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にゃあ! ページ29

中村side





寺坂「奴が夢ノ咲の担任だってよ」


中村「…Aならやると思ったわ
でも、悔しいとは思えないよね」


赤羽「だね。」






カルマと寺坂と肩を並べて歩けば
何故か周りに見られるけど
なれているので気にしない。

殺せんせーの件はAから提案
したらしく殺せんせーはそれを受け入れたらしい。

こうなったら夢ノ咲に乗り込むっきゃ
無いかなあ。









赤羽「やめなよ中村さん。
Aプロデュースで忙しいし

乗り込んだりしたら仕事に遊び持ち込んでる
ってAの印象とか下がるっしょ」







カルマはAのことが好きだったからなあ…
寂しんじゃないですかあ?

Aはやらんという意も込めて
カルマをおちょくってみる。








中村「おおー?寂しくないのかい赤羽坊や?」


赤羽「は、俺はAと家近いしねえ?」


中村「くぅっ!!ムカつく!」


寺坂「はぁ…」








寺坂もあたしとカルマと同じ高校で
災難だねえ〜









✼••┈┈┈┈••✼Aside





貴「くへー!」


あんず「Aちゃんお疲れ様。
上良…さん?先生…も、資料運んでいただき
ありがとうございました」


殺「殺せんせーでいいですよ、あんずさん」






殺せんせーが今日からうちの担任になった。
イケメンでイケボ、なんて特典がついた先生で
普通科の女の子達はきゃあきゃあ騒いでいたが

プロデュース科の先生と聞いた途端私やあん先輩
に鋭い視線が向かった。

殺意を出せば青い顔をして目をそらされた。






あんず「殺せんせー?…上良(ころ)だから?」


殺「いえ、昔からそう呼ばれてたので」


貴「殺せんせー!ほら、早く、授業でしょ!?」






2年生は体育で殺せんせーが顧問だ。
私のクラスか





あんず「Aちゃん」


貴「はい!」


あんず「頑張ってあんずちゃんって
言ってみて」


貴「…?頑張ってあんずちゃん!」





…可愛い。

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作者名:★猫魔女★
作成日時:2018年7月11日 3時

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