触るな、近づくな、関わるな。【黒子バスケ】

仮面５枚目 ページ6

貴方side




『ハァ…ハァ…ハァ』




こ、ここまで来れば大丈夫か…な？


緑間がいた事は正直予想外だった


流石に東京に１人くらいは残るかなとは思ってたけどまさか２人もいるなんて。


それに横にいた人は誰だろう。


今それはどうでもいい。



こ こ は ど こ ？



完全に迷った


近くのコンビニ行くだけだから財布しか持っていない


携帯は家だ。



適当に歩いたら余計遠くなるかもしれないし。



どうしよ。と私が迷ってたその時だった


ガシッ


『…え？』


緑間｢ようやく捕まえたのだよ。


A。


何故逃げた」




最悪。

肩を掴まれたから逃げることは出来ない。


世にいう絶体絶命だ。


ここでとぼけるのも時間の無駄だ。



『なんで？


アンタらと関わりたくないだけ。



だから逃げた


ねぇ、もう質問には答えたから帰ってもいい？』



緑間｢待て。

確かお前は引っ越したが何故ここにいる｣




痛いところを。



『別にいいでしょ？


私がどこにいようと。


それに"東京から出る"なんて一言も言ってないし。』



緑間｢っ。｣



『ねぇ、もういい？』



高尾｢うちの真ちゃんがどうもすみません！｣




は？


うちの？



緑間｢黙れ高尾。｣


高尾｢ひどっ！

…それより。

ここどこ？」

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