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本番まで残り3日の日のお昼。
この時間は、いつも日和くんに漣くんと道連れにされ、外に食べに行っていたのだが、今日は夢ノ咲の食堂を利用しようと思い、Trickstarの皆に着いていった。
「A先輩とお昼ご飯を食べるのは初めてだから、すっごい楽しい！」
「そんなに？明星くんは、面白いね」
まだ席に着いていない人がいるにも関わらず、明星くんは「いただきまーす！」と言って食べ始めてしまった。
……自由だなぁ、君は。
「あっ、スバル。まーたお前は先に食べ始めて……」
「んぐっ。はいーはひはっとひは！！」
「はいはい。そうだなー」
衣更くん……今ので何言ってるか分かったの？すごい。今度から、超能力者って呼ぼうかな。……呼ぶ気ないけど。
そんな彼の後ろから残りの2人も現れ、全員が席に着くのを確認しすると、いただきますをして食事にありつく。
……あ、普通に美味しい。
「この後は、Eve抜きでレッスンかー。寂しいなー」
「仕方ないだろう。俺達とは違って、Eveは世間に名が知れ渡っているから多忙なんだ」
「本当にごめんね。レッスン内容は紙に書いて氷鷹くんに渡しておいたから、それやっておいて」
「先輩も多忙なのに、何から何までありがとうございます」
遊木くんに笑顔でお礼を言われ、思わず心がズキッと痛む。
この瞬間、私は本来の私達の目的を言ってしまおうかと思ってしまった。
でも、折角日和くんや漣くんが頑張ってきた事を、私の彼らへの情けで台無しにはしたくない。
(本当にごめんね。本来の依頼がなかったら、皆とは普通に仲良く切磋琢磨して、ライブを作り上げていただろうに……)
私の中にある良心が傷つくばかりだが、それでもお得意の作り笑いを浮かべて「大丈夫だよ。ライブに向けて頑張ろう」と言った。
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リア(プロフ) - 最高に面白いです！日和が可愛すぎる！！！更新楽しみに待っています(^^) (2020年1月24日 17時) (
レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く私好きな話だと思います！滅茶苦茶好きになりました！！更新待ってます。頑張ってください！！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: 1d868b34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年1月19日 12時
