愛すべき、松野一松｡［2］ (ページ21)

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何でもページ21

おそ松「A～疲れたよ～」

A「お黙り！そのプリント終わるまでだめ！」

おそ松「鬼！悪魔！」

おそ松くん、カラ松くん、トド松くんの３人の勉強を同時に面倒見るというのはかなり難しい。それぞれ癖の強い３人だから難しい。

チョロ松くん、一松、十四松くんは勉強は平気らしい。

チョロ松くんは平均は必ず越えるとのこと。
たびたびのケアレスミスが目立つくらい。

答えを逆に書いていただとか、漢字を間違えて書いていただとか、そんなものばかりだ。
かなりの努力型なのだろう。
シャーペンの塗装がはげている。

一松は理系科目は得意らしい。つい先程、さすがに解けないだろうという難易度の問題を叩きつけたところ、目安時間より10分早く終わっていた。間違いもほんの数問。

それでほとんど勉強をしていないというのだから意味がわからない。

文系科目は平均はギリギリ越えている。こちらはちまちま勉強をしているらしい、意外だ。

十四松くんは……授業を受けるのみで、自主勉強を全くしないのに全教科平均を越えるどころか90点台ばかりだ。

勉強をしろと言われてもノートを眺めるだけらしい。その内静かな空気に耐えられずに野球をしに出掛けるそうだ。
…これが天才か。怖いぞ。

一松「…ﾋﾋｯ。あんたも大変だね」

A「大変だねとか言ってないで手伝ってよ一松…ほら！カラ松くん理系科目だめだから教えてあげて！」

一松「はぁ？何で俺が」

A「カラ松くんが点数を上げられたら何でもひとつ言うこと聞いてあげるから!!」

一松「っ!! ……言ったね？」

A/カラ松「い、一松…？」

一松「おいクソ松。さっさとやるぞ。あぁ？」

カラ松「は、はひぃっ！」

十四松「あはは!! みんな必死!!」

チョロ松/トド松「十四松/十四松兄さん静かにして」