【NARUTO】木ノ葉の最強忍者は、あの人のひ孫？！ (ページ39)

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第三十五話ページ39

サイ「ボクはサスケ君に会った」

ナルト｢！｣

サクラ｢！｣

A｢…(目をそらし｣←

サイ｢サスケ君には常に大蛇丸がついている。深追いすればバラバラにされて、実験体になるのがオチだよ｣

あの、すみません、サスケひとりだったんですけど。←

それに、え、なに。

大蛇丸ずっといたの？え、STK？？←

そんなことを考え込んでいたら、また話を聞いていなかったらしく、ナルトとサイが口論になりだした。

ナルト｢昔オレはサスケの事が大嫌いだった｣

ナルト｢サスケはオレの友達だから…やっと出来た大切なつながりだから…｣

サイ｢…つながり…｣

つながり、か。

僕も、サスケと兄様とはほんとうの兄弟じゃないけど、大切な人には変わりない。

ナルト｢たとえバラバラにされようが、オレは大蛇丸からサスケを奪い返してやるんだってばよ！｣

サイ｢！｣

A｢！｣

ナルトの言葉を聞いて、僕は一瞬思考が停止した。

サスケを奪い返す…？

たしかに、大蛇丸のところに行ってしまうサスケを止めることができなかったことに深く後悔はしていた。

大蛇丸が自分のもののように言ったり、サスケを悪くいう奴が許せなかったこともあった。

また一緒に仲良く暮らしたいと思ったことも多々あった。

けど、

A｢(…奪い返すなんて、思ったこともなかった)｣

だって、サスケが選んだ道なんだから。

例えそれが、過った道だとしても僕には見守ることしかできないから。

ただもう一度、サスケの顔を見たかっただけだったんだ。

だから、この任務を引き受けた。

けど、今ナルトのおかげで自分の本当の気持ちが分かった。

また一緒に修行したい。

また一緒に話したり、任務にいったりしたい。

サスケの笑顔をみたい。

サスケと一緒にいたい…っ

だから、

必ず、

サスケを、取り戻す…っ！！！

それが僕の、これから背負っていく大きな使命。