【NARUTO】木ノ葉の最強忍者は、あの人のひ孫？！ (ページ33)

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第二十九話ページ33

バシャ

バシャバシャ

敵のアジトに向かって走っている僕たち。

どうしよう。

ナルトとサクラには悪いけど、

不本意ながら会うのが楽しみな自分がいる。

まぁ、そーだよね。

２年以上経つもんね。

まだまだ忍術も容姿も幼かったサスケ。

いったいどんなかんじに成長したのだろうか。

A｢……ふふ｣

ヤマト｢なに笑ってるんだい、A｣

A｢いや、楽しみだなと思って｣

ヤマト｢楽しみ…？｣

何が？と言いたそうな雰囲気で聞き返してくるヤマト。

そんなの、

A｢着けばわかるよ…！｣

＊＊

ヤマト分身｢入り口は正面にあるあの岩場の下｣

ナルト｢あの下に…サスケがいる…｣

サクラ｢…うん｣

A｢…(ガサゴソ｣←

ナルト｢よし…行くってばよ｣

ヤマト｢ちょっと待って｣

ナルト｢！｣

ヤマト｢行くのはコレを飲んでからだよ、ナルト｣

ヤマトが自分の分身を戻してから、ナルトとサクラに発信機を渡しているのを横目で見つつ、準備をする僕。

てか、あれってどうみても植物の種だよね？

それ以外にないよね、どうみても。

……。

……絶対に飲みたくない(真顔)←

ヤマト｢…で、何してるのA？｣

そんなことを思っていると、ずっとうずくまっている僕にヤマトが声をかけた。

A｢何にが？｣

ヤマト｢いや、ボクが聞いてるんだけど…｣

で、なに？と黒い笑みを見せるヤマト。

…めんどくさいぞ。

A｢…口寄せの準備｣

ナ・サ｢｢！？｣｣

ヤマト｢あれ、口寄せ動物いたんだ｣

意外…とでも言いたそうなヤマトを殴りたいと思った僕は悪くないよね。うん。

A｢…僕のことなめてる？｣

ヤマト｢え？なんで？！別になめてないよ！？｣

A｢…(ジト目)｣

ナルト｢オ、オレのは蛙なんだってばよ！…ちなみにどんな動物なんだ？｣

ヤマトのことを睨みつけていると、慌てたように言うナルト。

へぇー

蛙、ということは、

ガマ親分とか、ガマ吉とかか。

なるほど。自来也さんから教えてもらったんだな。

A｢僕が今、喚ぼうとしてるのは…｣

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