70.月下美人 ページ22
誕生パーティも終わりをむかえようとしている
ルビーさんはお酒に弱かったらしい
シャンパンとワインを1本ずつ、大人2人であけただけなのにもう、ベロンベロンに酔っている
とは言っても、ほとんどハウルが飲んでいた気がしたけど
ルビー「はぁうぅるぅ〜」
すっかり出来上がったルビーさんは、さっきからずっとハウルにベッタリだ
そして新しく知った事実
『え･･････ソフィーさんって、私より、年下･･･！？』
ｿﾌｨｰ「A、私より年上、だったの･･･！？」
お互いにずっと勘違いしていたらしい
私は19、ソフィーさんは18
ソフィーさんの大人っぽさについ勘違いしていた
ﾊｳﾙ「A･･････ちょっと、」
ついにソファに押し倒されてしまったハウルが後ろで呻き声を上げた
『･･････』
ｿﾌｨｰ「A、ハウルを助けてあげたら？」
『･･･そうだね』
私は飲んでいたミルクティーを机の上に置いてルビーさんの元に向かった
『･･･ルビーさん、もう寝ましょうか、随分おつかれのようですし。･･･ね？』
ルビー「やぁよ！･･････あたしはハウルと寝るの！！」
そう言うなり、ルビーさんはますますハウルにしがみついた
ルビー「･･････でも、Aがあたしの話し相手になってくれるならいいわ？」
『いいですよ？いくらでも付き合います』
.
.
ルビー「･･････嫉妬してるのぉ？」
『･･･別に、してないです。』
ルビー「嘘ね。ほんっとわかりやすい子」
ぐいっと私の腕を引いたルビーさんは私諸共ベッドに潜り込んだ
ルビー「･･･ごめんね。嫌な思いさせちゃって。
･･･あたしね、昔からハウルのこと好きだったの」
『！！』
ルビー「でも、ハウルはあたしに見向きもしなかった
あたしの魅惑の魔法だって効かないんだからもうお手上げよ
久しぶりにあの人が戦ってるのを見て嬉しかった
でも、Aが近くに居たから奪ってやろうと思って、あんたが居ない隙に近づいたんだけどね」
ふられちゃったわ、と笑うルビーさんはどこか悲しそうに見えた
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すばる(プロフ) - 感動しました！とてもいい話だと思いました！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (
レス) id: 1ecdcc7cf7 (このIDを非表示/違反報告)
cherrymay - 長らくお待たせしてしまって本当にごめんなさい！更新停止中なのに応援して下さって、ありがとうございました！また更新開始します (2019年1月27日 16時) (レス) id: b49d2cc48c (このIDを非表示/違反報告)
Jyp___0812(プロフ) - とても面白いです！なので更新お願いします！ (2018年8月22日 23時) (レス) id: c91ea02908 (このIDを非表示/違反報告)
E.E - 更新お願いします。すごく面白いです。 (2018年8月20日 23時) (レス) id: 721ee5a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
結羽(プロフ) - お願いします！ 更新してください！！！！ (2018年8月15日 19時) (レス) id: 8712c8166f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrymay | 作成日時：2017年6月24日 21時
